大判…古銭としてどうして貴重なのか?

大判とは、豊臣秀吉の時代から鋳造され始めた金貨と言われています。一般的流通を目的にした通貨ではなく、恩賞や贈答品として用いられていたようです。ただし、1860年に発行された万延大判に関しては、一般流通を目的とした通貨として発行されました。江戸時代を通しては、5種類の大判が発行され、大判に分類される金貨としては6種類あります。

コイン屋などでの大判買取価格に関しては、非常に高額となっており、1000万円以上で取引される種類も珍しくありません。大正菱大判のケースでは、古銭として数品しか現存していないと言われている希少性から、買取価格が数千万円から1億円になるとも言われています。

古銭として、大判が高額で取引される理由としては、やはりこの希少性という部分が重要なキーワードです。

通貨目的では用いられなかったため、鋳造量自体が少なく、当時でも数千から数万枚しか作られていないケースが多く、古銭として現存している数自体が少ないのが特徴です。金の含有量自体は、古銭としての価値にあまり関係がないようで、金の含有量が少ない種類の方が、高額で取引されているケースもあります。

最も買取価格の安い万延大判の場合では、買取価格が100万円を割れるケースもありますが、これはやはり通貨目的で鋳造されため、明治時代に入ってからも通貨として用いられていたことで、現存している数が多いことが理由として挙げられます。

とはいえ、最低でも数十万円で買取られる古銭ということを考えると、骨董品としてはそれすら貴重で高額ですよね。

参考:日本の古銭の画像まとめ(体験談や雑感記事)

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